3月2日(火)倭スペシャル、オーストラリア班出動!

偶然見た機内誌に倭〜!

さて〜、倭は現在、2組に分かれての海外ツアー中!
1組目は既に2月からメキシコにいます。1日2回公演が当たり前という過酷なツアーを行っております!
そして本日、2組目が日本を出発し、オーストラリアアデレードに到着しました。

なんと倭がオーストラリアに来るのはこれが初めて。
「WOMadelaide」というフェスティバルに招待されてやってきました!

このフェスティバルは、世界中からアーティストが集まるBIGなフェスティバル。10日間にワークショップやらコンサートやら盛りだくさんのプログラムです!

関西国際空港から乗り込んだキャセイパシフィックの機内誌にババーンと登場しているのは大久保哲朗。おおおー!

早くも緊張してきました〜!

 
3月3日(水)倭スペシャル、オーストラリアの空と海!

南極海?この先に南極!

本日は日本から送られてきた太鼓が劇場に運び込まれる日です。
が、しかし、私たちが劇場に入ることができないとのこと・・・。
待機です・・・、という事で・・・今日はお休み〜!

いや〜それにしても、オーストラリア。
透き通るような青空!
昨日も今日も、空には雲ひとつありません。
気温は高くて、ひなたにいるとジリジリと肌が焦げていくほどなのに、日陰にいるとすずし〜です!
空気が乾燥しているんですねえ。
風が吹くとさらさらして気持ちがいいです。

 
3月4日(木)倭スペシャル、ワークショップ!






 

今日は小学校へワークショップに行って来ましたー!
日本を発ってしばらく、オーストラリアでは食べてばかりだったのですが、朝からと昼からの2回のワークショップですっきりしました!

なんと、この小学校には「ひまわり太鼓」という太鼓グループがあり、ワークショップの前に演奏を見せてくれました。勝手に、まったく和太鼓をしらない子供たちだとばかり思っていた私たちはびっくりです。 初めて訪れるオーストラリアで、子供たちが和太鼓を演奏してくれる姿を見てめちゃくちゃ嬉しくなりました。

ワークショップが始まってしばらくは大人しく、声を出すのも恥ずかしそうだった子供たち。ですが、一旦太鼓に触れるととたんに元気バクハツです。「ヨイサー!」「セイヤー!」と声を張り上げてかけ声をかけ、笑顔で太鼓を打ち鳴らしてくれます。そして、最後にはお祭り騒ぎ状態に・・・。そう、太鼓って叩いてるとどんどん楽しくなってくるんですよ。太鼓を叩いた事がない子供たちにも太鼓の楽しさは伝わったようです。ひまわり太鼓のメンバーも増えるでしょう!

さて、2回の小学校ワークショップが終わった後、小川正晃と松下建命、そしてモヒカン大久保哲朗が会場視察とミーティングに行きました。ちなみに、会場の写真がこちらです。
こんなステージが会場内にいくつもあります!

 
3月5日(金)WOMadelaide フェスティバル オープニング


取材を受ける小川


サウンドチェック

 

今日は、WOMadelaide Festival のオープニングで演奏を行いました。倭の演奏は1時間です。
朝から劇場に入ってまずは取材を受け、午後2時から舞台のセットアップが始まりました。倭の舞台準備時間は午後2時から4時まで。フェスティバルには世界中からたくさんのアーティストが来ていて、自分たちに与えられる時間は限られています。サブステージのセットも、太鼓の梱包をほどくのも、バミリもサウンドチェックも、全部その2時間でやらねばなりません。考えている暇もなくダーッシュです!大急ぎでぎゅんぎゅん準備が進んで、あっという間に準備終了〜!
ぎりぎりでした!

さて、本番です。
フェスティバルのオープニングとして午後6時15分からの演奏。
まだこの時間は太陽がジリジリ。暑かった・・・。
倭の演奏が始まると、その太鼓の音色に引き寄せられてお客さんがみるみるうちにふくれあがっていきました。すぐに広い会場が人でいっぱいに! お客さんの歓声にのせられて、演奏にも一瞬で力が入る、入る!1曲目からパワー全開で演奏しすぎ。最後まで体力がもつのか一瞬不安になりましたよ・・・。太陽の下で1時間。息も絶え絶えではありましたが、なんとか最後まで力を振り絞って演奏しましたー!

炎天下でずっと見てて下さったお客さんに感謝!
ありがとうございましたー!!!

終わってから「喉が乾いたー!」と飲み物を買いに行ったら、なんと!「あんた達、倭だね?お代はいらないよ〜!」ですと!
いやー、フェスティバル、最高ですね。
なんやかんやみんなありがと〜!!!

このフェスティバルで演奏するのはあと2回!
明日は午後2時からの演奏です!
頑張るぞー!

WOMadelaide Festival WEB SITE

 
3月6日(土)コンサート2回目!








 

おお!朝、ホテルの新聞を見たら、新聞に載ってましたー!!!
こーんなに大きくー!ふふふ、ちなみに宮崎美香アップです(^^)v
カメラマンさん、お目が高い〜!

さぁて、本日は2回目のコンサートです。
午後2時から。今日もアデレード晴れ。
晴れ渡る青空、最高のお天気!
ステージからは見渡す限り、人、人、人!
言葉で言い表せないくらいのたくさんの人でした。いったい何人のお客さんが見て下さったんでしょう。私がステージから見たところ、4000から5000人はいたはず・・・。

ものすごい熱気で、お客さんの上にカゲロウゆらゆら・・・。

そんな熱気がコンサートでさらにバクハツ!
アンコールでお客さんがいっせいに両手を上に上げてくれた時の眺めは本当に壮観!圧倒されました。

コンサートが終わって、会場内を歩いていると、道行く人たちが笑顔で「良かったよー!」「パワーをもらったよ!」「ありがとう!」と声をかけて下さいました。直接 そう言ってもらえると、本当に嬉しくなります。声援はいつも、 疲れた体にまるでビタミン剤のような効き目。私たちの方こそありがとう!と感謝の気持ちでいっぱいです。

コンサートの後、30分間、倭のCDやDVDを買って下さった人にサインをするというコーナーがあり、そのブースに座ってサインをしました。体中にカラフルにタトゥーを入れた人が来て、頭にサインをしてくれと・・・。頭のてっぺんにやまとくん。えー、たぶん、人の頭にサインをしたのはこれが初めてではないでしょうか・・・。

 
3月7日(日)ワークショップ&手巻き寿司披露!






手巻き寿司披露

 

今日の予定は午後からワークショップ、そして夜8時半から「Taste of the world」というイベントで手巻き寿司を披露!でした。

まず、ワークショップ。
ステージ前に集まってくれたたくさんのお客さんに、英語で太鼓を教えなければなりません!
まずは太鼓の名前、どうやって作られているか等を簡単に説明します。
このあたりまではみんな「ふ〜ん」という感じ。そして、その後、どうやってリズムを覚えて叩いてるのかを実際に体験してもらう時間になったとたん
どどどどどーと人が押し寄せて、ドカドカドカーと叩いて叩いて、みんなとっても楽しそうでした。やっぱり太鼓は自分でやるのが一番ですね。

さて、夜の出し物、「Taste of the world」は、このフェスティバルに参加しているアーティストが自分の国の料理を説明しながらクッキングするイベントです。
お客さんは演奏のことや楽器の事、料理の事やその国の事等様々質問をして参加するのです。
倭は日本からの参加なので、日本を代表する食べ物を紹介せねばなりません!ということで、もちろんお寿司!
寿司は今や、全世界で大人気の食べ物です。ここオーストラリアでも至る所でお寿司屋さんを見かけます。
日本人の威信をかけて頑張らねばなりません。
倭は、自分の好きな具材を自分で巻いて食べれる手巻き寿司を披露です!
手巻き寿司の準備をしながらその具材や味付け、手順等を説明。
お客さんからはいろんな質問が飛んできます。
前日のコンサートや、今日のワークショップに参加してくださった方がほとんどだったので、質問は手巻き寿司のことよりも、太鼓の事が多かったのでした。
会場は小さなテントだったのですが、テントの外までずらりと人が集まって大にぎわい。
出来上がったお寿司は「あ!」っという間に全部なくなってしまいました。
みなさ〜ん、お味はいかがだったでしょうか?

倭ともども日本の手巻き寿司をどうぞよろしく。
 
3月8日(月)WOMadelaideファイナルコンサート


 

さぁさぁ、本日ラストです!!
WOMadelaideフェスティバルのオープニングと中日にコンサートを行い、なんと本日「トリ」もつとめさせていただくのです!
力を入れていかねばなりません!
夜10時半からですよ!コンサート!本当にフェスティバルの最後の最後です!
あいにく小雨がパラついていました。
お客さんが会場に残っていてくださるのか、不安だったのですが、そーんなものは関係ありませんでした!
倭が始まる頃にはステージの前に人がわんさか!
その数、数千人!

こちらに来て3回目のコンサートは、1回目、2回目よりも体が動きました。
初めてのオーストラリアです。
思い残す事がないように、またオーストラリアに来れるように、エネルギー全開で、思いっきり演奏しました!
最後のアンコールでは全員大騒ぎ!
最後まで演奏を見てくださったお客さん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました!

バイバイ、コアラ。
バイバイ、カンガルー。
・・・・・。

どっちも見れなかった・・・。
それが心残りです・・・。