3月1日(日) スウェーデン・ ィエッテリャーナ仕込み

舞台に関する仕込みも自分たちでやります!

ィエッテリャーナ仕込みです。
倭仕込み班。舞台テクニカルにチャード、サウンドはエリック&カチャ、ライティングにマートン&フェムカ。オランダクルー達です。そこに我らが倭の男達!!
我々はな〜んでもやりまっせ〜!
テクニカルは増井隆興!サウンドに日高元!ライティングは玉井碧!!!
着実に舞台作りの腕を上げていっております!!

倭が世界征服を果たす日も近いっっ!!!!!!
乞うご期待っっ!!!!!

 
3月2日(月) スウェーデン・ィエッテリャーナ公演1日目

SOLD OUT〜〜!!!

『イッってるやんな?』・・・「イエッテるやんな?」・・・ィエッテリャーナ公演初日・・・。
昨日、トレーラーから全てのものが降ろされて、舞台の仕込みがありました。音響、照明のセッティングに続いて、倭の男達がアンパッキングを済ませてくれていたので、本日はバミリからスタートです。本番当日、かなり時間短縮です。

昨年の心音プログラムでは、最終的にはバミリ&フォーカスが1時間半で出来るようになっていました。
しかし今回の祭プログラム。慣れないとは言え2時間半・・・。かかり過ぎです。
なんとかその時間を縮めて少しでも練習したい!!と出来る限り手際良く!!
するとどうだ?なんと縮まりました!!2時間で終了〜!!!
まだまだ無駄の多い動きを排除して、もっと練習時間を取れる様、日々精進です!!!
気合も入ってますから!

『ウトサルト』!!??? そう、毎日SOLD OUTですから!!!!

 
3月3日(火) スウェーデン・ィエッテリャーナ公演2日目

おりゃ〜!!!

ィエッテリャーナ2日目です。
今日は移動も仕込みもないので、ワークショップ!!
とっても大人っぽい25人の高校生!!当たり前ですが、ぜ〜んぶスウェーデン人・・・。
なんせか元気です!哲朗・末利華・元。負けじとキバッってます。

皆1時間では物足りない様子。しかも学生には公演のチケットが高すぎて買えない。と。
『何かやって見せて欲しい〜!』とせがまれて、楽打披露。
なんだかテンションの上がった三人の先生達に触発されてか、生徒さんのワクワクした雰囲気が私達に伝染したのか、とっても楽しくてノリの良い楽打でした。
生徒さん達も大喜び!!『タックサミケ!!』『ありがとう!!』とお別れしました。
あんたたちがチケットが買えるようになるまで、倭は頑張りますけんの〜!!

 
3月4日(水) スウェーデン・オステルサンドへ移動

劇場です。

移動しました!!バスで8時間!!ひえ〜っっ!!
ず〜っとです。ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと!!!雪景色!!!
真っ白。銀かな・・・。『キレイ・・・』と思ったり、『飽きたなぁ・・・』と思ったり、『寒そ〜・・・』と思ったり・・・。
あんまり雪深いのも私は苦手ですね。細胞がシンと静まってしまう感じです。冬眠?

8時間まったりと雪景色の中を走り続け、到着したのは!!
『オステルサンド』オースター?スンド・・・は、ないか・・・。
本日は移動のみ。
明日仕込んで明後日公演。ココでは1回だけです。
しっかりこの街に馴染んで、良い公演をしたいです。

 

3月5日(木) スウェーデン・オステルサンド仕込み

ポテト大好きで-っす!

仕込み日です。夕方からなので、しばし休息です。

スウェーデンツアーは移動と仕込みが大変なので公演回数が少ないです。
あまり喜ばしいコトではないですね。だって、それでも腹は減りますから。
戦はしませんが、腹が減っては・・・食べる( ̄− ̄;)

一番手軽なマクドナルド!日本で行くことはほっとんどありませんが、
東沙織、倭一のマクド好き!!(あ!マクドって関西弁ですよね。マック?)
パーカーまでマクドナルドの沙織ちゃん。
とりわけポテトが『堪らん好き』ということで、ご満悦のこの笑顔!!

「九州女」と「アメリカいも」のコラボレートです。

 

3月6日(金) 3月5日(木) スウェーデン・オステルサンド公演

うりゃ〜!


ィエッテリャーナを発って、移動日、仕込み日と2日空きました。
本日オースターサンド公演です。
ここでの公演は1回。今日1日限りです。

客席のキャパシティはそれほど多くはなく、舞台もラストの曲『華火』のセットがギリギリかつかつ詰め詰めでやっとこさっとこ入る感じです。全体に箱は小さめだと思うのですが、壁がコンクリートではなく木で作られていて、音の響きがいつもと全然違います。どんな音になるのでしょうか?なんだか不安・・・

しかぁ〜しっっ!!木だろ〜がコンクリートだろ〜が!!とにかく締だけはガンガンに締めるぜ!!おっしゃ今日も行ったるで〜っっ!!なんせか、気合いで締め上げるみんなでした。
 
3月7日(土) DAY OFF

結構寒いぜ!


昨日は、力の限りガンガンに締め上げた甲高い締の音も実に耳に体に心地良く響きました。木作りの壁に囲まれ、距離の近いお客さん一人一人の楽しそうな表情もスグ近くに感じながらとても良い公演が出来ました。

今日はその暖かい街でデイオフ-お休みです。いや〜、しかし空気は凍っています・・・。
ホテルを出てスグの所にマーケットが出ていました。ので〜、早速出掛けましたっ!

もちろん興味があるのは食べ物!!しかない!!見つけました!!スウェ−デンサーモン!!真空パックにしたものがたくさん売られていのですが、それを、釜のようなもので暖めて売っているお兄さんを発見!!早速買って手掴みで食べ始めた男共・・・。

「これは〜っっ!!??ごはんに載せて食べたいですぅ〜っっ!!」と言うコトで・・・。
持ち込み?持ち出し?・・・炊飯器でごはんを炊いて、お椀・お箸持参でアウトドアーでランチです。醤油をたらして、鼻水垂らして・・・ん〜っっ!!最高っっ!!!

 
3月8日(日) スウェーデン・ウーメアへ移動

なんと言ってもご飯が最高!ですよね!


移動日です。目指すはウーメア。2009年倭EUツアー最北の地です!!
どんどんと雪深くなって行く景色を眺めながら途中高速を降りて小さな町で休憩。

スウェーデンのみなさん外食はしない?・・・たぶん冬場は出来ない?ということのようで、レストランがありません。

ということで本日のランチは、スーパーマーケットでゲット!!
食パン・マヨネーズ・ハム・ツナ・きゅうり等々買い込みましてサンドイッチ。作って食べました。

私達、なにせ日本人なもので、お米が主食でございます。しかし、なかなか日本米も手に入らない状況。スーパーと見ると『お米チェ〜ック!!』をしております。長いお米が多くて、なかなか短めのお米がないもんなんです。
でも発見!!そして買い込みっっ!!これでまたおいしいオニギリが食べられます!!

 
3月9日(月) スウェーデン・ウーメア仕込日

 


到着!!ウーメアです!!
先週は氷点下25度まで冷え込んだそうです。
その時に凍ったものだと思われます・・・ホテルの窓から見えるとっても大きな川が全部凍りついていました。

14階の窓から壮大な景色を眺めながら手合わせをしていると、細かいことに捉われていてはいけない。もっと大きな何かを感じて表現していかなければと心洗われる思いでした。

 
3月10日(火) スウェーデン・ウーメア公演1日目

クッキングパパだよ〜。


ウーメアでは3日間公演があります。
私達は劇場ではいつもキッチンをお借りして自炊をしています。
キッチンのない劇場では、楽屋の一つをキッチンにしてしまって、炊飯器でスープ・炒め物・煮物。何だって作っちゃいます!!

クルー達はいつもサンドイッチか外食。
でもサウンドエンジニアのエリック。はるばるオランダから家族が遊びに来ました。

よ〜っし!!家族サービスです!!
玉井碧のテントウムシのエプロンに身を包み・・・「見たか!?とぉちゃんの包丁さばき〜っっ!!」右のが息子のニルス(3歳半)です。

 
3月11日(水) スウェーデン・ウーメア公演2日目

せいやぁぁぁあああ〜


来ました!!3日連続公演!!そんな時には必ずあるのです!!
ワークショーップ!!!for高校生です。

スウェーデンではいつも受講は高校生ですね。
今回は12名。しかし!!なんともまぁ・・・大人しい。
そんな北国の高校生達、皆ドラマーだそうで・・・リズムが上手〜!!

一瞬ひるみかけた日高元&二戸末利華。
が、しかし!!和太鼓はパワーじゃ〜!!とばかりに結局最後は雄叫びを上げるのでした・・・。
皆も楽しそうに大きな声で叫んでいました。

 
3月12日(木) スウェーデン・ウーメア公演3日目

もう太鼓に夢中。


今日は取材がありました。
スウェーデンラジオ。

名前から察するに大きなラジオ局かと思うのですが、レポーターの彼は太鼓に興味深々・・・。
録音の為の演奏は1発OK!!

取材もそこそこに『太鼓叩いても良いか?』『何かリズム教えてよ』と自分の商売道具を日高元に託し、一心不乱に太鼓を叩いていました。
太鼓って叩くと皆童心に帰りますよね。

 
3月13日(金) 移動日

「おう?勝負するかい?」
って、僕笑ってますけど、ほんまこれ冷たすぎて長くは持ってられないっす。


移動日です。2009年倭EUツアー最北の地ウーメアを発って、一路南下します。
その距離ざっと850km!!8時間走行して、今夜はストックホルムで一晩泊まって、明日残りを移動します。

今日の空気もキーン!!と冷えていました。途中で寄ったドライブイン。屋根から連なるつららつららつらら・・・。「でっか〜い!!??」ものっスゴイ大きさのつららがズラーッ!!

大久保哲朗決死の思いで1本ゲット!!
とんがったカンジがカッコ良いっ!!
でも本人は「冷たい〜っっ!!」って叫んでます。
 

3月14日(土) スウェーデン・リンコーピングへ 移動

みんさん、こんにちは。大久保哲朗です。僕は辛い物を一口食べると汗が流れてくるんです。結構辛い物好きなんで、食べてる時は大抵汗かいてます。練習中も本番中も、仕込みも汗かくんで、ほぼ1日中汗かいてるって感じですよね・・・。


倭EUツアー2009最北の地ウーメアより一気に850km南下。
次なる街リンコーピングへの移動途中。
スウェーデンの首都ストックホルムにて1泊です。

相変わらず腹減らしておりまして・・・
今晩はベトナム料理のレストランに行かせて頂きました。
皆が注文したのは『フォー』ベトナムの代表的麺料理です。
麺は米粉から出来ていて、鶏がらスープ、具は鳥・豚・牛・えびから選べます。
あと別皿に生のもやし・コリアンダー(パクチー)・レモンが出て来るのですが、

今回は真っ赤なチリ!!輪切りで載ってました。
大久保哲朗向こう見ずです。2切れで『十分辛い!』と言っているのに、
10切れ程も入れ、さらにサンバルソース(チリソース)もたっぷり!!
汗だくです。

「ぃやぁ〜!食は戦いです!!惨敗っっ!!」

 
3月15日(日) スウェーデン・リンコーピング仕込み

細かいことまで入念にチェックします!


朝ストックホルムを出て、205km移動しました。
到着したのはリンコーピング。(たぶん・・・)

今日は仕込み日です。
どの劇場からも舞台の図面というものをもらってはいるのですが、
なにせ倭初のスウェーデンツアーです。
実際に行って現場を見てみないと分かりません。
間口・奥行き・高さ。図面上は同じ寸法でも客席とのバランスもあります。
実際に見てから検討・変更しないといけないことが細かくあるものです。
今日も素舞台上で我らが倭仕込み班「どこか不具合はないか」と入念なチェックが入ります。

 
3月16日(月) スウェーデン・リンコーピング公演

ラーメン最高!


はい!リンコーピング公演日!!
お昼ごはんで〜す!!!
何でしょう?この笑顔!このテンション!!
よ〜〜く見て下さい!!私たちが今まさに食べようとしているのはっっ??
そう!!ラーメン〜〜〜〜〜〜〜!!!!
しかも〜〜〜っっ!!!天下一品〜〜〜〜〜っっ!!!
通称『天一(てんいち)』ですっっっっ!!!!

関西の人にしか分からないでしょうか・・・
京都に本店のあるこの天一。私達全員大好きなんです!!
店の人には「海外?!要冷蔵やし、日持ちしないからダメ!」と言われつつ・・・
何度かツアーにお土産として登場しております。
今回は倭の代表、小川が日本へ一時帰国していたので、
なぁ〜んと!!???どんぶりまで購入してお土産にしてくれたのでした〜!!
劇場の人が用意してくれた日の丸を囲んで

今日も、日本万歳〜〜〜〜っっ!!!!ヽ(`▽´)/

 
3月17日(火) スウェーデン・スコーヴドへ移動

おーい、おーい。


天一パワー炸裂!!
リンコーピングのお客さんとも楽しく盛り上がりました!!

さて、本日も移動。西へ220km。スコーヴド・・・?・・・
「途中でとってもナイスビューなスポットがあるからそこで休憩をとるよ」とマネージャー。
走ること1時間半・・・目の前に突如現れた広大な湖。
蒼く晴れ渡った空と相まって、それはそれはどこまでも美しく心洗われる景色でした。

その壮大な大自然のなかに建っていたのは、崩れかけたお城?お家?
17世紀の建物のようでした。
すっかり崩れてしまっていたその石造りの建造物。登らない手はありません!!

『なんやらと煙は高い所が好き』言うてね( ̄∀ ̄*)
わ〜い!!と手を振るのはメンバーで〜す!!(見えるでしょうか?)

 
3月18日(水) スウェーデン・スコーヴド公演

笹の葉のバランスを整えるのは、門貴宏。彼はこの舞台道具である笹の葉や竹を、あたかも自分の分身であるかのように、大事に扱っています。ホテルに持って帰って手入れをするほどなのです。


倭 EUROPE TOUR 2009。
2月1日にオランダにてリハーサルが始まり、
2月1日ドイツのライプツィヒにて初演、早や一ヶ月半を終えました。
しかしまあ、皆さまご存知の通り、倭の舞台は備品の量がものスゴイ!!
その大半が手作り。管理はモチロン、修理も全て自分達で行います。
一ヶ月半、共に舞台に出てくれていた備品達にもそろそろ傷みが出てきております。
今日はそんな不具合を修繕しました。
小さな物、小さな箇所も心を込めて丁寧に、『まだまだ一緒に頑張って』と皆それぞれ担当の物をお手入れしました。

 
3月19日(木) DAY OFF

倭メンバーは、ばちを自分の手で削ります。魂のこもった音が出ますようにと、気持ちを込めて削っています。


本日DAYOFFです。外は氷点下かっっ!??と思う程の身を切るような寒さ・・・。
ほとんど引きこもり・・・( ̄ω ̄;)
バチ削りまくりましたっっ!!

ヨーロッパは乾燥がヒドイんです。
お顔がパキパキ・・・。太鼓の皮も乾いてとても高い音がします。
でも何が困るって、バチ材がパスパスに乾いてしまっているコトです。
私達自分で使うバチは角材から削ります。自分で。カンナで。
その角材が乾燥し過ぎていて、削ったバチがスグに折れてしまうのです。
折れずに頑張っても、バチ先がぱっくりと裂けてカサカサと情けな〜い音を出します。

故に・・・削っても削っても、削り続けないといけないのです。
ヒノキなのでと〜っても良い匂い!!癒されますよ〜(〃^∇^)

 
3月20日(金) スウェーデン・クングスバッカへ移動・仕込み

5日間滞在ということは、昼食は必ずここに来るでしょうから、5回は確実ですね。


はい!!移動日です。
スコーヴドから南西155km。ゴーテボルグ!!
なんだか都会です!!
またしても腹を減らした私達は餌を求めて街中へ・・・

発見!!バーガーキーング!!
結構好きなんですよね。でもスウェーデンではあまり見かけなかった。
ストックホルム以来です。
この街には5日間滞在。さて、何回来るのかなぁ・・・。

 
3月21日(土) スウェーデン・クングスバッカ公演

はい、今日も無事終了!お疲れ様でしたー!


ホテルのある街ゴーテボルグからクングスバッカへ移動しての公演日。
距離にして30km。バスで45分の道のりでした。
小さめの劇場です。キャパシティは500。

なんせか太鼓は音が大きいので最初は耳を押さえるお客さんもいたりして、ちょっとビビってしまいます。
でも、どんどんと音にも慣れてくると、一緒に楽しんでくれているお客さんを本当に間近に見れるので、なんでしょう・・・なんだかとっても楽しい♪まさにフィエスタ〜ッッ!!

楽しい時間はあっっ!!っという間に過ぎて行き・・・今日も撤収完了!!
全ての機材を詰め込んで、YAMATOトレーラーの扉が閉まれば、今日も一日お疲れ様でした〜!!

 
3月22日(日) スウェーデン・トロールハッタン仕込み

仕込みも片付けも、時間との戦いです。キビキビとミスのないように動く!のが目標です。


仕込みです。トロールハッタン。
ホテルから75km。ちょっと距離があります。
1時間15分。昼ごはんを食べてスグにホテルを出た仕込み班。
何にもない状態のステージ。
床に黒いリノリウムを張って、バトンに袖幕・照明を吊り込んで、太鼓をアンパックして、少し照明合わせをします。
ホテルに帰ったのは12時15分。
お疲れ様でした。この前日仕込みがあるから、公演当日に練習時間が取れるのです。
ありがたいことですね。

 
3月23日(月) スウェーデン・トロールハッタン公演

劇場内に収まらず廊下にも並ぶフライトケース。


今日も出発はゴーテボルグ。75kmでトロールハッタンです。
この劇場、ステージがとっても小さいと噂が飛び交いました。

祭プログラムはラストが『華火』という曲です。
袖幕から袖幕。舞台の間口が10mないとセットが入らないのです。
なのに、この劇場は『間口8m』と聞いていました。
ラストの曲は『雷音組曲にしようか』という話まで出ていたのですが、
が、しかし!ちゃんとあったのです!!しかも・・・12mも。
何の苦もなく華火のセットも納まりました。

 
3月24日(火) スウェーデン・Vaxjoへ移動

昔、ブラジルで食べたお寿司は、シャリの上にむにょむにょになった赤いパプリカが乗っていました。見た目はね、ええ、まぐろのにぎりでしたね。


移動しました。290km。
今度はぐ〜っと南へ。ちょっと東へ。Vaxjoと書きます。
ゴーテボルグはとっても都会だったからでしょうか、
すっかり暖かくて『もう春ね』と油断していた私達。
しかも『南へ行くのだから』とその油断はさらに大きくなったところに。
寒いっっ!!寒過ぎです!!雪がい〜っぱい残っています!!
夜の餌を求めてサマヨイ歩く私達に容赦ない寒さ。

しかしやっとありついた今夜のメニューは、なんとっっ!!??
お寿司〜っっ!!

ホテルのおネェさんお勧めの『maido』というレストラン。
2人のマッチョな男の人がコックさん。1人はスキンヘッド〜!!!
店内にはサンバの流れる妙な空間でした。
お寿司の味?
ご想像にお任せしま〜す!!(〃⌒∇⌒)ゞ

 
3月25日(水) スウェーデン・Vaxjo仕込み

これ危険すぎますよね・・・


仕込みです。
コンサートホールです。ちょっと大変・・・。
通常の劇場はバトンがたくさんあって、照明や袖幕やらを吊り込んで、はたまた上に飛ばしてしまったりとかも出来るのですが、コンサートホールは基本的に幕の類は不要なようで、吊り込むポイントが少ないのです。

しかも舞台の後ろが半円になっている事が多く、後から登場するとっておきの大太鼓が隠れておける場所がなかったりします。
しかし、我らが倭仕込み班。そんなこんなももろともせず!!
任せて安心!!さすがっっ!!
女共はホテルで自習です。今回滞在のホテル。少々時代を感じさせてくれます。

怖いのはエレベーター。ごみ箱と一緒に乗ると・・・?!!・・・
命賭けです!!

 
3月26日(木) スウェーデン・Vaxjo公演

こうやって打つねん!


Vaxjo。ば・・・くしょう?
寒い寒いこの街での公演はコンサートホール。
奥行きが小さいので舞台全体が前寄りな感じ・・・。
お客さんに触れられそうな距離での演奏になります。

私達にとってもお客さんにとっても緊張感を生む近さでしたが、公演が始まってすぐに、一番前で大きな音に驚いて耳を塞いでいた6歳位の女の子に気づきました。気になって気になって仕方がなかったけれど、とにかくその子の耳に体に心地良い音を出したいと願って演奏しました。

すると、スグに楽しそうに笑ってくれました。彼女の笑顔にホッっと一安心。
太鼓はとにかく大きな音なので、常に優しくありたいと思いました。

 
3月27日(金) スウェーデン・ハームスタッド仕込み

仕込みは完璧!


ばくしょう・・・から130km。西に向かいました。
到着したのはハームスタッド。
今日も仕込み班。張り切って劇場へと出掛けて行きました。

全体が小作りでなんとも可愛らしい雰囲気の漂うこの街ののどかな川沿いに、小ぢんまりと佇むこの劇場。
真っ四角の外観は、中身と外側がほぼ同寸?と思わされるくらいに、袖幕のスグそこが壁でそのスグ外が外でした。

狭い!・・・よって、仕込みの舞台上、ご覧のような状態。
でも大丈夫!!あらゆる場所で演奏をしてきた我々にとって朝飯前です。少しずつスペースを確保しては、順序良く仕込んで行きます。
倭仕込み班!!なんなくクリア!!さすがです!!!
さぁ!明日もこの小さな空間を優しい音で包みましょう!!

 
3月28日(土) スウェーデン・ハームスタッド公演

機材くんたち、おやすみ〜


Halmstad公演日。
間口が10mで「華火」のセットがギリギリカツカツ入ります。
本日のステージは間口10mの壁に挟まれていたので、その内側にスピーカーを置いたら正味9mちょっとしかありません。
通常より太鼓と太鼓の間の距離を縮め、桶セットの数を減らしてバランスはOK!!

あと心配は音です。箱が小さいと思いっきり打てないのですが、なんと!?この劇場は大丈夫!!程良く吸収してくれ、反響もまた良い感じ。
思いっきり演奏しても大丈夫でした。
お客さんも近いし、土曜日やし。レッツフィエスタ〜!!で盛り上がった素敵な夜でした。

今夜も一仕事終えた機材達は2階建てのトレーラーにお行儀良く積み込まれ、次なる地へと出発です。

 
3月29日(日) 移動日
何があ〜っても もういいのぉ〜 くらくら〜燃える 火をぉ〜くぐりぃ〜 あなたとぉ〜越えたい〜


移動日!!長距離移動。 その距離670km!?8時間です。
しかも!なんと今日からサマータイム!!
朝それを知った私達日本人一同!!
朝ご飯は必須なので大慌てでかっ込み!!
自分の荷物をスーツケースにポイポイ放り込んで大慌てでバスに乗り込みました。

最近新たなテクニックを身に付けようと一生懸命手の平で太腿を叩く大久保哲朗。
どデカいヘッドフォンから洩れ出るその曲は・・・「天〜城〜越〜え〜♪」

 
3月30日(月) スウェーデン・Gavleで DAY OFF

音を出すと迷惑なので、ミュートして練習しています。音が聞こえないので、練習になっているのかいないのか、それはわかりません。


到着しました。Gavle。aの上には点が2ツです。
今日はお休みです。
が、しかし。昨日の移動距離670km。
なんと一気に北上してきたのです。
当然寒いっっ!!
というワケで、暖房の効いたホテルのお部屋でぬくぬくと・・・
三味線の練習です。ほぼシャドー?エアしゃみ?ですケドね・・・。

 
3月31日(火) スウェーデン・Gavle仕込み
大切に管理されてきた劇場で演奏できるんだと思うと、気が引き締まります!


仕込みです。やってきましたこの劇場。オペラハウスです。
なんと建設されたのは1878年!!130年以上前なんです。
すごく手の込んだ装飾の施された壁や客席の天井に吊られた見事なシャンデリアに目を奪われました。

何がスゴイって、緞帳!!
100年ずっと同じ物を使用しているそうです。

劇場文化が発達していて、時代の最先端を行くオランダのクルー達は
「今も動いているなんて」「インクレディブルだ!!」と大変驚いていました。
本当に全てのものが美しく管理されていて「インクレディブル」な劇場でした。