7月5日(土)〜6日(日) 倭ワークショップ開催!

7日の経験者コースのみなさんです。最初の2時間はみっちり基礎練習でした・・・。



全身から気合いが感じられます。



最後はぞうきんがけで終了!あちこちから「なつかし〜」の声が。



練習で疲れた後に3往復のぞうきんがけで「あ、あ、足が〜・・・」と更に披露倍増でした。

7月6日(日)初心者コース

今日は、和太鼓倭の「和太鼓体験教室」が行われました。
午前のコースと午後のコースに分かれて、15名ずつ受講者の方が来られます。

今日の初心者コースの指導を担当するのは、大久保哲朗。そしてアシスタントには二戸末利華。
前日からタイムスケジュールと指導内容の確認に余念がない大久保哲朗でしたが、まさに緊張気味です。
始まる直前には、顔がひきつっていました。

哲朗のせいで緊張ムードの漂う中始まったワークショップですが、受講者のみなさんがなんとも元気! 大久保哲朗の緊張などあっという間にぶっ飛んでしまいました。

みなさんの元気よさに勇気づけられ、ついに大久保哲朗にもエンジンスタート!
打ちます、打ちます、どんどん打ちます!!!

初心者コースですから、初めて太鼓を経験される方がほとんどです。
なのにエンジンのかかった大久保哲朗の勢いは止まりません。
休憩時間もほとんどなく、打って打って打ちまくりです。

これまたみなさんがすごい!
そんな大久保哲朗に負けず劣らず、根性打ち!

で・・・終わってからみなさん・・・グ〜ッタリでした・・・。
それでも、「楽しかった〜!」と笑顔で帰っていかれました。

翌日の筋肉痛は免れないかもしれません。
どうぞ、お疲れでませんように。
また次回、お待ちしています。

7月7日(日)経験者コース

昨日に引き続き、本日もワークショップ!!!
本日のコースは経験者コースです。

昨日の2時間の初心者コースに対し、こちらは経験者コースということで4時間のコース。
想像しただけでも大変そう・・・。

いやでも、さすがに経験者のみなさんです。
口唱歌の声にも気合が感じられます。
ばちの動きも安定していて、体もしっかり使っておられました。

まずは順調に?2時間の練習をこなして昼食。
お弁当をご持参いただきましたので、みんなで一緒に食べました。
わいわい、がやがや、さすが「太鼓」で繋がるみなさんです。
初対面とか、そんなの関係ないですよね。心はひとつ!です。

食後のデザートに冷た〜いカキ氷を食べて、昼からの練習に突入。
実際、かなりハードな練習だったにも関わらず、途中でだれることなく集中していたみなさん。
「つかれたぁ〜」と言いながらも、「今度いつあるの?」と聞くみなさん、素晴らしい!
4時間と言えど、終わってみれば「あっ」という間でした。

そうそう、このコース。遠方は神奈川から来られた方もいてビックリ!
他府県からの参加、本当にありがとうございます。
みなさん、またお会いできるのを楽しみにしています!
お疲れ様でした〜〜〜。

 

2008年7月7日(月) 七夕と流しそうめん。


これが流しそうめん台だ!


そうめん、キター!


流す方が楽しい


願い事・・・?


笹の葉サラサラ。

みなさん、こんにちは。
7月7日、七夕です。
本当に久しぶりに日本での七夕。
倭、日本を満喫しています。

「七夕だから何かしよう!」ということで、決まったのは「流しそうめん」

ところでみなさん、流しそうめんって経験ありますか?
よく耳にしますよね。夏の風物詩・・・なんて言われたりするほど代表的なようなイベントですが、実際やったことってあります?

早速倭メンバーに聞いてみたところ、みんな「やったことはない」とのことでした。 そうですよねー。なぜかこんなに有名なイベントの割には経験する機会が少ない「流しそうめん」。 ということで、やる気満々で「流しそうめん」開催です!

さて、何かをやろうとするとき、全て自分たちで作らないと気が済まないのが倭。

まずは竹を切るところから始まって、ギコギコギコと竹と格闘すること小一時間。
足場も作って微妙な傾斜をつけて完成!
出来上がったのは「ピタゴラスイッチ」もびっくりの流しそうめん台です。
おまけにつゆを入れる竹の器も作成!
2週間の明日香村清掃活動で竹を切るのはすっかりお手の物のメンバー一同です!?

そして、始まりました〜。 人生初の本物?流しそうめん!!!

「よっしゃ来い!」と竹の台の両サイドでそうめんが流れてくるのをじっと待ち構えるメンバー。
上の方からサラサラと涼しげに流れてくるそうめんをえいやぁ!と箸でつかんで食べる!
たったこれだけのことなのに、何と!た、た、た、楽し〜!!!

流れてきたそうめんをつかんでは「やった〜!」と大騒ぎ。
流れてきたそうめんを逃しては「あああ〜!」と大騒ぎ。
流れてきたそうめんを取ったり取られたりしているだけで疲れはててしまうほどに、大騒ぎの流しそうめん大会でした。

そして、流しそうめんが一段落した後は、お決まりの願い事。

短冊に1人1人願い事を書いて笹につけました。
みんなの願い事は叶うでしょうか?

 
7月12日(土) 倭ワークショップ 初心者コース

あっという間の2時間でした。

本日のワークショップレポート:二戸末利華

「どんどんどんどんヨカッタナ!」
今日は倭の和太鼓ワークショップがありました。
先週に引き続き、3回目のワークショップです。今日もおなじみ口唱歌からスタート!
最初は緊張気味だった皆さんも、普段出さないような大きな声を出したり、体を激しく動かすうちにどんどん緊張も解けていきました。
30分もやればもう太鼓に夢中!
そんな大人たちの中に今日は小学生の女の子2人が参加していました。
なんと、この子達がめちゃめちゃ上手い!どみても初心者じゃないやろ〜!とまわりからツッコミが入ってました。
(あまりにも上手なので周りの受講者の方々のお手本になっていたほどでした)

そんなこんなで2時間はあっという間に過ぎ、初対面同士だった皆さんも一緒に手の皮をめくれる程練習した太鼓仲間となり、最後は一体感のある演奏を見せてくれて終了。
やっぱり太鼓っていいなぁと思う瞬間でした。

 
7月13日(日) 倭ワークショップ 

かつぎ桶コース用の楽譜。



長時間かつぐと肩が痛いです。


みんな真剣!

 

本日のワークショップレポート:大久保哲朗

今日は倭メンバーによる「初心者向けのかつぎ桶のワークショップ」が行われました〜!
なんと午前中に2時間、午後に2時間の合計4時間という、初めての方にはかなりハードなスケジュール〜!
始まる前から「本当にみんなついて来れるのか?大丈夫なんか?」とかなり心配しておりましたが、しか〜し、いざ始まってしまうとそんな不安もすぐに吹き飛びました!
みんなめちゃくちゃタフ!汗だくになりながら一生懸命に取り組む姿に指導する側もヒートアップです。
慣れない演奏スタイルに手がボロボロになりながらもしっかりとばちを握り、声を張り上げ、体全身を使って練習するその姿は感動的ですらありました。
途中で昼食休憩を挟んでの4時間だったので、みんなと色々話が出来たのも嬉しかったです。
真夏の太鼓練習。一緒に食べたかき氷の味は格別でしたね〜!

いやいや、受講者のみなさん本当にお疲れ様でした。
また頑張りましょう!

 
7月27日(日) エクスタジアへ!


今年のエクスタジアのテーマは「烈火挑発」です。会場の周りには1枚1枚手書きされたこの旗が立てられました。


倭の4尺の大太鼓。500kgの大太鼓をメンバーとスタッフで持ち上げて搬入したのでした。



リハーサル風景
「YAKARA」です。


2曲目「楽打」です。


炎天下で体が焦げてしまいそうでした〜。

 

行ってきましたよ〜〜〜!!!
エクスタジア〜〜〜!!!


いやぁ〜、ほんまに久し振りなんですよ〜、倭がこういうイベントに参加するの。
ひと昔前はあちこちの太鼓フェスティバルやイベントに参加させてもらったもんですが、最近はぜんぜん時間がとれなくてちょっと遠ざかってます。
エクスタジアにも、これまでも何度か声をかけていただいていたものの、スケジュールが全然合わなくて参加できずにいたのです。

エクスタジアと言いますと、石川県で毎年行われている日本国内屈指の和太鼓のコンサート。
創業400年の浅野太鼓が実行委員会をやっておられるんですが、かれこれ15年くらいになるようです。
その昔このイベントは「エクスタジア」ではなく「壱刻壱響祭(いっこくいっきょうさい)」という名だったそうで、な〜んと、その記念すべき第一回目に倭の代表小川は出演した経験があるそうです。

そんなこんなのエクスタジア。
今回出演された団体は「倭」の他に、「英哲風雲の会」「FUJII TORIO&浅野町子+和太鼓うるき」「炎太鼓」さん。
えっと、和太鼓うるきさんの「うるき」という字は、変換できませんが、「鼓」の下に「女」という字がついています。炎太鼓さんの「ほのお」も、本当は「火」の下に「火火」がきて、「火」が3つです。
変換しても漢字が出てこなかったので・・・すみません・・・。

それにしても、やっぱりこういうイベントは太鼓をやってるいろんな人と話ができたり演奏を見たりできて、いい刺激です。

さて、前日のリハーサルは、炎天下でした。うだるような暑さでした。
それでも出演団体のみなさん、スタッフの皆さん、キリリとされていて「こりゃ見習わなくてはいかん」と背筋が伸びました。
明日も晴れますように・・・と祈ったにも関わらず当日は午後からどしゃぶりの雨。
空が突然真っ暗になり、雷までもが「おりゃ〜おりゃ〜」とやりたい放題で、どうなる事かと思いました。

しかーし!
日頃の行いの良い出演者ばかりだったお陰で、開場前には空も明るく晴れ渡り、予定通り開演できました。
会場には約2000人ものお客さん。

まずは炎太鼓の演奏です。
いや〜何に驚いたって、炎太鼓さんの地下朱美さんですね。
あの方のパワーは、並大抵ではありません。いや、昔からパワーのある人だとは思っていましたが、今回久し振りにお会いして、そのパワーは前にも増している事に驚きました。
「うおおおおおおおお」まるで地響きのような唸り声。まったく誰にも真似できません。女だてらに大太鼓に立ち向かうその勇敢な姿。大拍手です。

続いてFUJII TORIOさんのマリンバと、浅野町子+和太鼓うるきさんは、「女性ならでは」と紹介された通りの綺麗なメロディと華麗な演奏でした。

倭はといえば、相変わらずでございます・・・。

それからそれから「英哲風雲の会」は選び抜かれた美男子5名で、その正確で強いリズムに驚かされました。
大太鼓5台で、その一糸乱れぬリズム・・・。本当に素晴らしいです。

準備から本番終了まで盛りだくさんで、そしてあっと言う間の2日間でした。
たくさんのスタッフのみなさんが支えて下さってました。
開場に来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。

また会いましょ〜!!

 
7月28日(月)佐渡へ

佐渡で気になる看板を発見してしまいました。

追越し違反9000円。
佐渡するめ500円。


ほほ〜(*^。^*)

おもろいやないの・・・


ちなみに、上の写真もクリックすると他の写真を見ていただけま〜す。

エクスタジアに出演した帰り、佐渡へ寄りました。

はい、ここで問題です。
なんでまた倭は、佐渡へ寄ったでしょうか?3択です。

1、佐渡おけさを習いに行った。
2、天然記念物である朱鷺(トキ)を見に行った。
3、鼓童さんとこへ行った。

答えは・・・3番。
鼓童さんのところへおじゃましたのでしたー!!!

28日早朝。
前日のエクスタジア公演の疲れもなんのその。石川から高速を飛ばして3時間。新潟から佐渡汽船に乗って3時間。

太陽は真上。夏の佐渡に到着です。下船すると懐かしいメンバーの皆さんがお迎えに来て下さっていました。
積もる話はあるけれど、まずは宿に入って一服です。若手メンバーはすぐさま鼓童釣りクラブ?の2人と一緒に釣りへ。
それ以外のメンバーはお昼寝です。

目を閉じたと思ったら、あっというまに午後5時。鼓童のバスが宿に迎えに来てくださり、鼓童村へ出発です。

途中、「佐渡太鼓体験交流館」も見学させていただきました。
そこには鼓童さんが作ったという手作りの大太鼓が置いてあり、観光の人達にワークショップ等も行うところだそうです。
2階の窓から大きなデッキに出ると、佐渡の島と海が見渡せます。海からの風が心地よく、なんとも奇麗な景色でした。

さあお待ちかね。鼓童村に到着です。

さっそくミーハーな我々は鼓童村を探検。鼓童さんの練習場も見せていただきました。
とても広くて、数えきれない程の太鼓、衣装、大道具・・・。
そこには鼓童の歴史を感じる重厚な空気が漂っていました。

ままま、どどどどーぞどーぞ・・・という感じで鼓童食堂に案内してもらうと、そこではすでに宴の準備が整っておりました。

かの偉大なる大太鼓奏者、藤本吉利さんがなんとコック長のぼうしをかぶっているではありませんか。そしてその筋骨隆々の腕から生み出されるなんとも奇麗なだし巻き。

はたまた建物の外では、かの偉大なるエンターテイナー齋藤栄一さんが威勢よく焼き鳥を焼いて下さっていました。

偉大なる鼓童の面々が繰り出すいろんな料理が次から次へと並んで、テーブルはあっという間に大賑わい。

いただきま〜す!
の掛け声もそこそこに食い散らかし放題な状況です。

そしてなんと宴たけなわの真ん中に桶胴太鼓が横打ち台に乗せられて出てきたのです。
そこからは「鼓童の芸?100連発!」状態・・・。

八丈太鼓では、打ち手が次々に入れ替わって打つのですが、なんと小島千絵子さんの優雅な演奏まで飛び出してびっくり!

ついには倭メンバーにもばちがまわってきました。ひょえー、いいのか?
想像通り、な〜んとも言えぬへっぴり腰(-_-)演奏でした・・・。
鼓童さんもさぞかしビックリ仰天だった事でしょう・・・。

いやはやとにかくめったに経験できない宴会でありました。
お話、お料理、芸?いろんなものをいただいて、そんな宴をひとことで言うならば
「鼓童、恐るべし・・・。」

楽しい時間はそれこそあっという間。
そろそろ時間なので・・・とバスに乗り込んだところで、鼓童の名曲「彩」の演奏が聞こえてきました。

夏の佐渡。

鼓童村の夜空。私たちを見送って下さる笛と太鼓です。
ちょっと寂しいけれど、「太鼓ってやっぱりいいなぁ」と温かい気持ちになりました。

 

驚いたことに、翌日の朝にも鼓童の皆さんはフェリー乗り場まで見送りに来て下さいました。
そしてフェリーが出港する寸前、どこからともなく太鼓の音が・・・。

あああ、やられましたよ。
これにはやられました。
人の心の温かさに触れた時の「ジーン」とする感じを久しぶりに味わいました。

聞こえてきたのは再び「彩」。
いつの間にか鼓童のメンバーが港に集まって笛やら太鼓やら、藤本さんの必殺玉子焼き器まで総動員して演奏をして下さっていました。
(藤本さんはやっぱしコック長のぼうしをかぶってるし、最高!!!)

「うわー!みんな来てくれてはる〜!!!」と甲板の倭&観光客のみなさま一同あぜんです。
みなさん、私たちが遠く遠く離れて見えなくなるまで演奏を続けてくれました。

鼓童の魅力の一旦を感じた旅でした。


佐渡で鼓童アースセレブレーションが開催されます。
詳しくはwww.kodo.or.jpで!